MINOLTA X-500
2007年5月13日更新
僕のカメラコレクションの内でXDと並ぶもう一つの主力機 MINOLTA X-500。
フラッグシップモデルとして、より上級機のX-700もあると言うのに、僕の意識中ではX-500の方が上なのです。
その理由としては、X-700よりもフィルム感度設定に幅がある事。
(X-700はX-70、XG-Sや、X-7と同じくASA25〜1600までなのに対し、X-500、XDは12〜3200まで設定可能)
X-700のアクセサリーが全て使用可能な事。
TTLダイレクトストロボ制御が可能で、しかもX-700よりも優れたスローシンクロフラッシュ撮影が可能。
まあ、基本的にプログラムAEが必要無いからなのですが・・・
絞り優先AEさえあれば、特に困りませんので・・・
X-500の最初の1台は初めてのボーナスで新品を購入しました。
以来一度シャッター故障はありましたが、他は大きなトラブルも無く活躍し続けています。
このX-500は生産年数は短いものの幾つかバージョンが存在します。
日本国内向けはX-500なのですが、海外輸出用はX-570と呼ばれていました。これらは当時の流行から全てブラックモデルでした。
バージョン違いが欲しいと思っていたので、大阪の四ツ橋にあるカメラの三和商会でX-570を見つけた時には飛び付く様に購入しました。
ところが、X-500には輸出仕様ではありますが、シルバーモデルが存在します。
そしてそれを知った時には、心から手に入れたいと考えました。
しばらくヤフーオークションを調べていたある日、シルバータイプのX-500が出品されていました。
これは是非手に入れなければ・・・
結局、争う事も無く、出品価格で落札したのですが、このカメラは大切に保管してあります。
ボディー形状はX-500そのものなのですが、フィルム巻上げレバーはX-700シルバーと同型です。
国内仕様のX-500
輸出仕様のX-570
輸出仕様のX-500 シルバータイプ
巻上レバーの形状の違い 左よりX-500(X-570) X-500 シルバータイプ X-700
巻き戻しレバー内側の処理の違い 左よりX-500 X-570 X-500 シルバータイプ (X-570のみシルバー仕上げ)